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syoshinmonoの日記

『小さくてもいい、日々、新しいこと。』 を記録していくblogです。

日々、新しいこと。-ものすごくうるさくて、ありえないほど近い-

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ふと手にとったDVD。

 

 

最愛の父親の死後、母親含め、身の回りのものすべて、

そして、感情すべてが、自らを責めているように感じたのかな。

 

でも、その感覚の存在が、父親との時間をのばす唯一の証のような気がして。

泣いて、叫んで、ぶつけようのない気持ちを何層にも重ねて。

どんどん自分を責める自分の心の声が迫ってきて。

 

最後、訪ねた人々への手紙のなかで、

「見つからないという結果よりも、がっかりしたという感情のほうが良かった」

というような彼の言葉が印象的だった。

 

鍵の結果も重要だけど、彼には父親との時間を探し求めて、

その過程で出会う人々やその時間のほうが必要だと思った。

父親の面影ではなくとも、何かの結論が出ることで十分だったんだと。

 

映像の中で見る彼は、映像の裏側で、私達に見えないところで、

どこにいても、同じ場所を何度も、父親の姿を探していた。

そんな彼の、泣きそうで、消えそうで、切ない息づかいが

感じられるような映画でした。

 

私は、きっとまたこの映画を手に取ると思う。